ガララッ
「あれ?誰もいねーな」
「………………」
「何疲れてんだよ」
「何って……」
ここに来るまでの道のりです。
一般棟を普通に通ってきた私達
ただでさえ注目されてたのに
油にもっと火をつけた原因は
そう。繋がれた左手
さっきからきゃーだのあーだの
聞こえる声がワンパターンで
だんだん私もなれてきて
無視できるようになってきた
が。
それはあくまでもさっきと
比べての話だ。
さすがにここまで来るのに
精神をどんだけ使ったのか。。
「なに怒ってんだー?」
「怒ってない」
「拗ねてるの?」
「拗ねてない」
「疲れた?」
「………疲れた」
確かに疲れましたので
私は寝ましょうかね
……………ということで
その後は悠斗に手当をしてもらい
ベットに横になった
ギシッ
悠斗も一緒に…………
一緒……………………
はっ?!
「ちょ、何で?!」
「え?ダメなの?」
「あたりまえでしょー!」
「何も手出さないのに。。」
「あ、あたりまえー!!!!」
恥ずかしさのあまり枕で
悠斗をボフッと叩き
カーテンをシャッと閉めて
赤い顔を隠した

