水に消えた涙 ~貴方がいてくれたから~

ある日のホームルーム。
先生が入って来て言った。
「前から言っていたが、今日から転校生が来ます。もう少ししたらくるから。」

あー…裕貴が言ってた人か…確か美人なんだっけ。そんなになのかな。

コンコン。
ドアがノックされ、開かれた。
「失礼します。」

うわぁ……綺麗……


「松岡なごみです。宜しくお願いします。」

雪のような肌、地毛なのか、染めたのかはわからないが、美しいブラウンの」ショートヘア。
美人だと聞いたから黒髪ロングを勝手に想像してしまっていたが・・・

「じゃあ松岡さん。そこの空いている席に座って。」

「はい」

空いている席とは私の隣だ。うわ・・・足長い・・・

「宜しくね、橘さん」

「え、私の名前・・・」

「えへへ・・早くみんなと仲良くなりたくて、事前に名簿を見て覚えたの」

なっなんていい子なんだっ・・・

「そうなんだ!こちらこそ宜しく!私のことは瑞樹でいいよ!なごみ!」

「うん!瑞樹!」