春の日差し

「…学校、休むのは認める。でも、必ず明日は行きなさい。そして、今日中にあんたが行かなきゃいけない所がある。わかるわね?」


私は布団から顔を覗かせて、聞いた。



「…………どこ?」



母は、優しく包み込むように私の頭を撫でて言った。


「創摩くんの、家」


ありえない。



行きたくないよ、そんなの。



とは言えるような雰囲気ではもちろんなかった。