春の日差し

しばらくすると、母の声が聞こえてきた。


「学校、間に合わないわよ」


神妙な面持ちで、母は私の部屋へと入ってくる。



「…………休むよ」


そう言った途端、布団を引き剥がされた。


「あんたね、しゃきっとしなさい、しゃきっと!創摩くんが亡くなって悲しいのは痛いほどわかる。わかるけど、向き合わなきゃいけない時がいつか来るのよ。嘆いていたって変わらないのよ。戻ってきたりしないのよ」



母の声が、さらに私をどん底へと突き落とす。



「…いいよ、向き合わなくたって。私は、私だもん」


布団の中へまた潜り込む。



母は呆れたように私に言った。