1時間目は、国語の授業だった。
先生が教室に入ってくる。
「きょうつけー。おねがいしまーす」
礼をし、座った所で先生が話し始めた。
「今日はね、みんなに漢字を読んでもらおうと思います!」
そういうと、先生はペラリと薄い紙を黒板に貼り付けた。
「漢字の書き方とかは、来週あたりにやるかもしれないわ。
読み方は、簡単なものだけ今日中にやっちゃいます」
なるほど。若い先生がひたすら小さい子供にどうやったら簡単に読み方を覚えてもらえるか、一晩中練って考えたような方法だった。
「はい、これはね。『はる』ってよみます。で、こっちがお日さまの『ひ』。
みんな、覚えられたかなー?」
そういえば、創摩の苗字は・・・。
授業が終わった後に、ふと創摩の苗字を呼んでみる。
「ハルヒ!」
びっくりしたように、創摩が振り向いた。
「・・・彩芽ちゃん、僕、ハルヒじゃなくて・・・。かすがだよ」
「でも、先生がさっき」
「でも僕は」
「でも」
「だって」
予鈴がならなかったら、私たちはきっと・・・ずっと言い合いをしていたと思う。
私は、創摩のことをハルヒと呼ぶことにした。
私だけが、ハルヒってよぶ。
私だけの、ハルヒのための、ニックネーム。
まだ、7歳の私たち。
先生が教室に入ってくる。
「きょうつけー。おねがいしまーす」
礼をし、座った所で先生が話し始めた。
「今日はね、みんなに漢字を読んでもらおうと思います!」
そういうと、先生はペラリと薄い紙を黒板に貼り付けた。
「漢字の書き方とかは、来週あたりにやるかもしれないわ。
読み方は、簡単なものだけ今日中にやっちゃいます」
なるほど。若い先生がひたすら小さい子供にどうやったら簡単に読み方を覚えてもらえるか、一晩中練って考えたような方法だった。
「はい、これはね。『はる』ってよみます。で、こっちがお日さまの『ひ』。
みんな、覚えられたかなー?」
そういえば、創摩の苗字は・・・。
授業が終わった後に、ふと創摩の苗字を呼んでみる。
「ハルヒ!」
びっくりしたように、創摩が振り向いた。
「・・・彩芽ちゃん、僕、ハルヒじゃなくて・・・。かすがだよ」
「でも、先生がさっき」
「でも僕は」
「でも」
「だって」
予鈴がならなかったら、私たちはきっと・・・ずっと言い合いをしていたと思う。
私は、創摩のことをハルヒと呼ぶことにした。
私だけが、ハルヒってよぶ。
私だけの、ハルヒのための、ニックネーム。
まだ、7歳の私たち。

