春の日差し

ハルヒが亡くなった場所に来た。




冷たい道路。





ここで、ハルヒは。





考えるととまらなかった。




「花、おけよ」



蓮が指差した場所に、私はあやめの花を置いた。



「…彩芽ちゃん?」



ふと、後ろから声をかけられた。



「はい?」



振り向くと、そこにはハルヒの母がいた。




「やっぱり。お花、ありがとう。私もおきに来たの」




笑ってはいるけれど、目が笑っていない。




そうですか、と私は答えて去ろうとする。



しかし、また呼び止められた。