春の日差し

ほっとけないやつ。




わたしのことかな。





「来るたびに、あやめあやめ言うから、特徴なんかも私覚えちゃって。やっぱりイメージ通りの女の子ね!」




私は一通り店員と話すと、あやめの花を買って花屋を後にした。




「ハルヒが用事あるって、アイス屋さん行くの断ったのって、花を買いに来るためだったのね」




薺が、小さく呟いた。




「そうだね」




私も、小さく応えた。