春の日差し

学校を後にし、私と薺と蓮は三人で花屋へ向かった。




会話はなかった。




薺は、歩いている間もずっと涙を流していた。




と、急に蓮が口を開いた。




「あいつ、もう、いないのかな」



空を見上げている。



薺が、涙混じりの声で応えた。



「いないよ。ハルヒは」



私には、まだそのことが信じられなかった。



ハルヒはもうこの世にはいないのか。