「おはよう、創摩」


創摩は満足そうに笑っていった。


「同じクラスになれるといいねえ」


「うん!」


「ほら、創摩くん。彩芽。写真とりましょ」


母は、私と創摩を交互に見て言った。






今でも、この写真はずっと持っている。


忘れられない、大切な写真。