春の日差し

「待って!!」



気づけば、ハルヒの手を握って引き止めていた。


「待って・・・。」


声がか細い。


ハルヒに、届くかなあ。


もどかしい。



このままじゃ、いつまでたっても報われない気がする。




「何・・・・・・・・・・してんの」



ハルヒの声がくぐもった。



私はあわててハルヒから離れる。



「やっ、ごめん!そんなつもりは、全然、その」



あたふたしながら、私は弁解しようとする。



「・・・・・・だよな。俺たち、幼馴染だし」





もどかしい。




違う。ハルヒ。





私はとっくに幼馴染なんかじゃないの。




「ねえ、ハルヒ。私・・・・ハルヒのことが」