春の日差し

「そっか。じゃ、話しかけてみるよ。」



私はガタン、と席を立つとハルヒのほうへと向かう。



「ええ、今!?」



薺は驚いているようだった。


「うん・・・。面倒ごとは、後回しにすればするほど面倒になっていくから」



そういって、私はハルヒの肩をつんつん、と叩く。



ハルヒが別の女子と話していたってかまわない。



「・・・・・・何」



ぶっきらぼうにハルヒは私の顔をみる。



「今日日直じゃないじゃん、嘘つかないでよ」



こんなことを言うつもりではなかった。


しかし、口が勝手に動くのだ。



こんなこと、言いたくないのに。


「ああ、そうだっけか。」



ハルヒは私から顔を背ける。



「私、なにかした?明日は、一緒に学校行けるよね?」



話せば話すほど不安になってくる。


虚しさが私を襲う。



「・・・・・明日も日直じゃないかな、俺」