春の日差し

帰ると同時に自分の部屋へ行く。


ベッドにダイブし、携帯を開く。


「・・・あ。メール。ハルヒからだ」


メールを開き、確認する。


『今日はいけなくてゴメン。アイス、何味食ったの?』



私は窓をガラッとあける。


薄いピンクのカーテンがさらさらと揺れた。



「・・・いるんでしょ、ハルヒ」



「・・・・・・・・・・・おう」



隣の家というのは、本当に便利だ。



ハルヒがぴょこんと顔を出して言った。



「何味、食べたの」



「チョコ。薺はイチゴだよ」



「・・・・・・・・・・やっぱりか」



ハルヒは思いつめた顔をしながら、頭をかかえた。



「あのね、ハルヒ。今日、薺に変なこと聞かれたんだ」



「何?」



いつものハルヒと、少し表情が違うように見える。







知らないハルヒがいる。