お母さんと一緒に先生も来た。

先生が
「雛ちゃんも話したいことがあるんだ。
もちろんこれは雛ちゃんの事だから聞くか聞かないかは雛ちゃん次第だよ。」

と先生はやさしく言った。

私は、私は………っ

「はい。聞かせてください。」
もしも、病気だとしても自分のことだから。


「じゃあ、こちらにどうぞ。」