やぁ、僕は山田 太郎(やまだ たろう)。

見た感じで分かると思うが男である。

今、朝ごはんを食している。

なう。

少し若者気分で言ってみた。

といっても僕は12歳である。

うーむ…

まぁ、若者だな。

あ、そうだ。

はじめに言っておくが、僕の日本語は日本語風なだけで、日本語ではない。

『あれ、なにこれ?打ち間違い多いな』

と思うかもしれないが、打ち間違いではなく少しふざけた感じで言ってみているだけだ。

理解しがたいかもしれないが頭をフル回転させてついてきてくれ。

改めまして、こんにチワワ。

これから学校だ。

今はバスの中身と化している。

場所的に…

魚でいうと大トロの部分だ。

すまない。

適当に言った。

今日は入学式がある。

主役は僕たちだ。

なにもかも新しい場所に行くのは、少しドッキリファクファクするものだ。

え?友達作るのも楽しミンミンゼミだって?

え?なにそれ美味しいの?

僕は今まで友達などいたことがない。

というか、こっちからごめんだ。

言っていなかったが、僕はいわゆる特殊能力を持っている。

みんなの考えてる事が丸分かりんちょってなわけだべ。

おっと、調子出しすぎた。

おほん。

てなわけで、いくら友達を作ろうと思っても人間…

いや、動物や草木までもが何かを考えてるわけで。

僕にはわかってしまう。

表はいい子だけど、脳内は真っ黒だったり…

そんな事を分かっていながら仲良しこよしできないだろ?

可愛い子だって脳内ではう○このことばっかり考えてたり…

《あぁ〜、う○こう○こう○こう○こう○こう○こう○こう○こう○こ…》

てね。

だから、僕は友達を作れないんじゃない、作らないんだ。

とかいう話をしているうちに学校へ着いた。

さぁ、NEW学校での生活が始まる。