鍵を開けると、さっきより人数が多くなっていた。
さっきの奴らが呼び寄せたか
『お帰りなさいやせ、お嬢!!』
一人が言うと、皆が頭を下げてお嬢!と叫んだ。
「頭を上げて。」
そういうと、皆はゆっくりと顔を上げた
「全員いる?」
『寝坊助以外は揃ってます』
また奴か…
「皆にまず話があるわ。そんなに大事な話でもないけれど」
そのフロアだけ沈黙を帯びる
「私は今、ある共学校に男装して通っているの。
だからここにも男装してくることがあるってことを覚えておいて欲しいの」
『了解』
「あとは皆とご飯を食べようと思って。」
おおおおおおおお!!!という歓声が響く中、寝坊助が目を擦りながらやって来た
『何事…?』
のそのそと歩きながら奥の通路からやっとやってきた
「また寝てたのか。溯鵺(sakuya)」
声をかけると、溯鵺は目を見開いた
そして、
『いち、ご……!』
バタン!!
『お、おい寝坊助!!』
倒れた。
『お嬢が久しぶりに来て嬉しいんだ。寝かせとけ』
ぎゃはは!!と屋敷が笑いに包まれた

