「咲火かわいすぎる!でもね、俺のが咲火を好きだと思うな〜」






友達が言うには、言葉にしなくても態度でわかるんだと。






他の人と態度が違うんだとか?






そりゃあ、好きな人には変わるでしょ。






「あたしのが好きなんだけど!」






咲火がそんなことを叫ぶもんだから、一気に現実に引き戻された俺。






忘れてたけど、ここは教室なわけで。






「あ…。今の嘘!じゃないけど…。あーもう!愛斗〜」






咲火が恥ずかしすぎてなのか、泣き目になってます。






Oh






「かわいい!おいで〜」






俺は両手を広げてスタンバイ。