山崎「そのために白里くんが間者となってくれてるんだろ」

真紀「そう、ですよね。」

山崎「........」

そうだよね。

分かってることなんだけど、どうしちゃったんだろう私。


山崎「俺はもう今日から新撰組の屯所に戻る。前みたいにずっとは見張ってあげられないがなるべく自分の身は自分で守ってくれ」

真紀「はい。」

(カチャッ)

私は自分の刀を確認のため触る


山崎「では藤堂さん。副長の元へ帰りましょう」

平助「う、うん。本当に大丈夫か?」

真紀「大丈夫だよ!こう見えても私だって刀は使えるんだから!」

多分使わないと思うけど使えるのは本当。

小さいころ竹刀でよく海斗に教えてもらってたもんね




それと、

真紀「.......」

私は自分の刀をもう一度よく見た。

これ、さっき高杉さんが買った刀とまったく同じだ

少し古びているけど本物だよね

学校で蒼馬さんから貰った刀。

やっぱり蒼馬さんは高杉さんの生まれ変わりだったんだ!