真紀「それでは、そろそろ私は戻りますね!」

海斗「あ、待って!」

サーーーーッ

突然俺の前で風が舞った

蒼馬「まだなにか用か」

海斗「蒼馬!!」

真紀「蒼馬さん!?」


蒼馬「迎えに来た」

蒼馬は無理矢理、真紀の肩を寄せる。

海斗「その手離せよ!」

蒼馬「何故だ。お前には関係ないことだろ」

関係大ありだっつの!

蒼馬「どんな事情かは知らんが、こいつはもう俺のものなんだ」

はぁ?真紀がそんなのOKするわけないだろ!

海斗「真紀、目を覚ませ!お前はこっちだ!!」

俺は真紀の肩を掴んだ。

真紀「え?」




蒼馬「フンッ悪あがきか。」


くっそーなんだその目。

俺はそんなに刀の腕がないから戦えない


海斗「絶対連れ戻すからな!!」





再び目の前で風は吹き、姿を消した。