改めて目を向けた 谷部くんは… 上半身は何も着てなくて 程よくついた しなやかな筋肉 厚い胸板が 見ただけでも目を奪われて 下に履いた さっきまでと同じズボンが やけに 彼の色気を際立たせていた 「…………っ」 いつの間にか あたしが谷部くんに ボーッと見入っていると 「……………もう、無理だから」