「………あぁ」 お互い無言のまま エントランスをくぐって 相変わらず ピンクで 目に眩しい部屋に着く 「……あたし、 先にお風呂……使うね?」 そう言って あいつが バスルームに姿を消す 時刻は 23時を回ろうとしていた