ふぅ。やっと教室に着いた。
凌とは同じクラスなので遅れて来たことでクラスのみんなに
「お前ら本当ラブラブだな〜！」
「何してたんだよ〜！」
とか言われました…。
凌がなんとかしてくれたけど、恥ずかしかったな〜
「彩菜、おはよー！」
「葵！おはよう！」
葵こと、仲野葵＜なかのあおい＞は私の幼なじみで、心友です！
「毎日仲良く登校してきて、あたしに嫌味でもあるのか〜？」
「そんなの無いよ〜！」
「まぁ、その可愛さに免じて許してあげるよ」
「可愛くないよ〜ブスだよ〜ブス…」
「自分で言って自分でショック受けてんの？」
「うっ！…だって〜隣があんな完ぺきな人なのにつり合わないし…。
凌に申し訳ないよ…。」
「ホント、無自覚で天然なんだから」
「ん？何？」
「なんでもないよ！」
なんだったんだろ？気になるな〜。
首を傾げて葵の事をじっと見た
「彩菜…そんな顔しないで…」
「へ？そんなに変な顔してた？！」
「違うけど…女の私でもキュンときたよ」
なんか恥ずかしいな…/////
「それよりさ、今日1時間目から体育だよ！」
「ウソ！お腹すいちゃうよー」
「あ、そこ？」
「え？違う？お腹ぐーぐーなっちゃったら恥ずかしいじゃん！」
「まぁ、そうだけど…。彩菜って本当天然だね…。」
「確か…バスケだよね？体育館、一緒に行こう！」
「聞いてないし…。まぁいいか。
うん、いいよ！一緒に行こう！」
ーキーンコーンー
あ、チャイムなっちゃった。
「じゃあまた後でね！」
