毎日ずっと普通に、いつも通り過ごしてこれた。

たまに頭痛がすることはあるけど、薬を飲んでいるおかげか、すぐに終わることが多かった。

文化祭など、いろいろ行事があったけど、毎年やってるのと同じだった。



そんな日々がいつも通り続いた。




余命半年と言われてからもう4ヶ月がたった。





そんなある日だった。








あたしがまた、倒れたのは…。




家にいるときだった。




「お、かあ、さん、い、痛い!」

「彩菜?!どうしたの?!」

「痛い!痛い!」

「救急車、あなた!救急車を呼んで!」

「どうしたんだ!」

「彩菜が!」




また、病院に運ばれた。