「イカツイヤツとかは、こいつなめてんな……」
「うち、不良じゃないし。茶パツでピアスってだけで決めつけんなや」
皆んなこの、意味不明な掲示板にケチを
つけている。
長所?嫌味?
これ、絶対デマだ。私、美少女じゃない
し……。
「顔写真も載ってる……怖。」
「璃華瑠ちゃん。侠君。海ちゃん。花ちゃん。市端君、彩ちゃん。まず、携帯確認した?」
結木さんが話し出した。
「俺は……みたぜ。!……結木。」
写真を見て、お互いの顔を確認する。
「ここってどこなんですか?」
藤田さんが言う。
「呪死怨界……。私、知ってます。ここ、人間を怨みながら死んだ人が来て、復讐と、自分が生き返るための生贄を捧げさせる為に、ゲームをするとか……。私、黒い服の女の人に聞きました。」
「黒服の奴か。俺も。ちっこい女の子っぽい子がきたよ。」
「知らない女から電話きて……」

