全員が罰が当たるのでは―――と不安を感じる中。
旅行は無事済み、家にも何事もなく帰れた。

それから、間もなくだった。
父の弟で叔父にあたるAおじさんが遊びに着てくれたのだ。

僕もKも、子供好きで一緒に遊んでくれるこの叔父が好きだった。
その日の夜も寝ずに遊んでもらったのを覚えている。

さすがに夜も遅く。
僕もKもその叔父とは別の部屋で寝ることになってしまった。