無口で鈍感な君に恋をしてしまった


教室というのもあれなので、屋上で話すことになった。

階段を登っているときも常に緊張した

でも、頑張らないとっ……!

屋上につき、誰もいないことを確認する。

誰かに聞かれたら面倒だから。

確認を終えたところで、さっそく私が話を切り出した。

「私が聞きたいことは、昨日のことなんだけど、どうして昨日……」

そういった瞬間心音香が泣き出してしまった

「うっ……ひっく……ごめん。ごめんなさい……!私がっ私がっ……!!」

「こ、心音香?落ち着いて。ゆっくりでいいよ」

そういって私は心音香のことを抱きしめた。

心音香は落ち着いたみたいで「ありがとう……」と言った。