パンをトースターにほりこんでタイマーを回し、いつも愛用しているマグカップにコーヒーを注いだ。

パンが焼けて、お皿に載せてマーガリンを塗って黙々と食べた。

テレビは付ける気がなかったので、音も何もないところでコーヒーとパンを平らげた。

気づけば7時58分。

いつもならそろそろ二人が迎に来る頃だった。

おそらく来ないし、来ても一緒に行く気になれないと思う。

そんなことを考えて、自分の部屋に戻り制服に着替えた。

いつもどうり洗面所にいって歯磨きをして髪をセット使用としたとき

ピーンポーン


インターホンがなった。