今は四時間目の英語だった

「はーい。じゃあ隣の人と単語の確認をしてください。先生ちゃんとサボってる人見てますからねー」

と先生が言うと皆はふざけて「ちゃんとやりまーす笑」とか言っていた

私の隣は悠佳だ。

悠佳が一番はしの席なので隣は私しかいない

あぁ…心音香とがよかったな

でもそんなこと言っても先生にサボってると思われたくないから、教科書を持って体ごと悠佳の方に向けた

「……。」

ちらっと悠佳を見るとまたじっと見られた。

「……っ!!」

もう恥ずかしくてすぐ目をそらした

おそらく今の私の顔は真っ赤なわけで。

教科書で顔を隠した。