そんな私たちの距離が動き始めたのは、私が委員会のゴミの立ち当番だった時。 あまり仲は良くないけど綾ちゃんと一緒だった。 ただ立っていればいいだけなので私たちはずっと話していた。 視線をふと遠くに移すと先輩がいた。 委員長の見回りだろうか。 私が先輩のほうを見つめていたら綾ちゃんが先輩に向かって叫んだ。 「駿也くーん!」 その声を聞いた先輩はこちらに向かって走ってきた。