夢と現実 それでも私は


「着いた。」

外見はとてもシックでアタシが
高校一年生の時にオープンした。

暇さえあればずっと行っていた
カラオケ屋で面接なんだから
なんだか少し可笑しく思える。

とりあえず中に入ると

「いらっしゃいませ」


と女性店員が言う。
アタシはすかさず




「面接に来た高宮と言いますが...」



そうすると
お待ち下さいと近くのイスへ
案内され、しばらく待機になった。