しばらく比奈子と話しているとホームルームを告げるチャイムが鳴り先生が入ってきた。 あたしは自分の席に戻った。 隣では翔が小さく咳をしていた。 「翔、大丈夫?あたしのわがままのせいでごまんね?」 「ああ?お前のわがままなんて今に始まったわけじゃねーしな」 「うぅ〜。ねぇ、後から保健室行く?」 「ああ」