こんな姿を見られたくなくて生徒会室を飛び出そうとすると 緒方先輩が腕を取り胸板に私の顔を押し付けた 「その格好で外へ出るのはまずいだろーが‼︎」 そう言われて初めて自分が服をまともに着ていない事に気付いた 先輩はその状態でどうしていいのか分からないと言うように固まっていた 私の涙は止まらず ただ、泣き声だけが響いていた