「飯出来たぞー」

「オムライスだ！もー俺の好み分かってるんだからース・キ♥」

「伊吹キモイぞー」

「瞬ちゃんだってそんな事言って蒼汰のオムライス大好きでしょ？♪」

「お前なー、ちゃん付け止めろって言ってんだろ」

みんなワイワイしながらオムライスを運んで行き席に着いた。

「「「いただきます」」」
「いっいただきます」

「遥ちゃんもいっぱい食べてね」

蒼汰のオムライスは懐かしい味がした。


まだ私が小さかった時、お母さんの作るオムライスが大好きで「ご飯何がいい？」って聞かれたら「お母さんの作るオムライスがいい！」ってはしゃいだっけ
お父さんはそれ見ていつも自分の事の様に嬉しそうに笑ってた
.....私の幸せだった過去