アレクシアが目を開けると目の前にコゼットがいた。

驚いて身を引くとニコッと笑う。

「おはよう、アレクシア」

その言葉でアレクシアは自分が寝ていたことを知った。

「私、寝ちゃってたんだ」

「うん。疲れてたみたいだから起こさなかったけどね」

そう言うとコゼットはベッドから降りて椅子に座る。