毎日なにも変わらず過ごしていたある日のこと…


「俺、彼女できましたー!!」

「は!?」

優が、彼女をつくった

お相手はというと……一個下の後輩ちゃんだそうで…
しかも成海と同じ部活の吹奏楽部の子なんだそうだ

「あんた、この間の子は断ってたのにその子はOKなの?」

「え!?見られてたのかよ…」

「あっ。えっと…まぁ、そうね。盗み見するつもりはなかったんだけどね」

「じゃあさ、俺に好きな人がいるのってのもわかってた?」

「そん時初めて知ったわよ」

「それ聞いてどう思った?」

なにが聞きたいんだ??それを聞いてどう思ったかって…
そんなの……

「いや、どうも思ってないけど」

「ふーん…じゃあ今の奴と付き合ってもよかったかもな」

「え?何て言った??」

「なんでもねーよ!」

優はなにが言いたかったんだろうか…
でも今回の後輩ちゃんにはOKしたってことは、この後輩ちゃんが好きだったってことだよね


なんだろう…このモヤモヤした気持ちは……