瑞季の瞳を見たとき。
我は心臓を貫かれたような
感覚になった。
何の汚れも知らず純粋に物事を考る
とても綺麗な瞳だ。話をしても自然と話せる。こいつの心の中はとても面白い。
初めて会ったとゆうのに
この感覚は何だ?
「我の言う事は絶対だ。」
「いやだからどこでどーなって花嫁になれって話になったんですか。」
「お前に言う必要はない。」
「だから何でお〈バンッ!〉『グレア様!!』え?」
「勝手に我の部屋に入るなミフレア。」
「この小娘がグレア様の花嫁とはどうゆう事ですの!?」
うわ。盗み聞きしてんのこの女の子。
趣味悪っ。
瑞季の心が読めるグレアはその言葉を聞いて笑うのを絶えた。
「…盗み聞きとは趣味が悪いな。」
おっ!私が言いたい事わかってくれた!
って…心の中のぞけるんだっけ。
「ミフレア。お前は何しに来たのだ?」
「私はグレア様の側室ですわ!いずれ正室になる身…なのに何故この小娘が花嫁に!?」
「あっいやあのそれは『小娘は黙りなさい!!』。」
「人間の小娘の分際でグレア様の花嫁だなんて。何て身の程知らずなの?顔も良くない。体だって私の方が何百倍も良くてよ?あなたはどうせグレア様に遊ばれて捨てられる身よ!!それとも…」
瑞季はミフレアの言葉の続きを待った。
「私がこの手で死なせてさしあげましょうか?」ニコッ
「あのー。お言葉なんですけど。」
「なんですの?」
「そうゆう言葉などを一応旦那さんの前で言うのはどうかと。」
「なっ!!」
「いや、だってめちゃくちゃ性格の悪さアピールしまくってますよね?グレアさんの目の前で死なすとか言っちゃってるし。」
「っ…グ…グレア様は私のそうゆう所に引かれて側室にされたんですもの!」
「フッ…ミフレア。我は性格悪い女は嫌いだぞ?」
「グレア様!!」
「我の花嫁に向かってのその暴言、態度。一生人目に付かぬような顔にしてやろうか?」
「くっ…失礼致しますわ。」
バタンッ
「いきなり修羅場だったわ。疲れた。」
「お前は以外と気が強いのだな。」