コドモラシイホホエミ〜契約〜 短編

さらに彼女は言葉を紡ぐ。

「…身体から魂が抜けた後、1週間は身体の周りを彷徨うのだって。

周りの人に最後のお別れをするために。
一番近くにいる…
身体の周りにいる…
私が泣いていれば、気になって二人は天国に行けないでしょう。
だから私が1人でも大丈夫だっていうところをお父さんとお母さんに見てもらわないといけないの。

…大丈夫よ。私は寂しくないからまた、来世で会うために天国に行ってね。」

…そして彼女は両親に語りかけるように微笑む。