霧島さんはなんてことないようないい方するけど男性に免疫のない私にはドキドキが止まらない。
この前は何も感じなかったのに何だかざわざわする…


『そっ…そうですか。
 でも、霧島さんは物好きですね。こんな私と一緒に飲みに行こうなんて言うんですもの』


「そうか?俺は普通だと思うよ。
 見た目なんてどうにでもできるけど、中身はそんな簡単に変えられない。
 それから、一つ訂正。
 俺たちは今日で二回目じゃないよ。三回目だよ。」


『えっ?さっ三回目??どうして?私たちあの後って今日が初めてですよね』


「もちろん。俺はストーカーみたいなことしないから、会うなら堂々と会うからね。
 でも、三回目。
 美咲ちゃんの記憶にない一回は思い出してくれるとうれしいかな。
 だから、今はいつ会ったのかは教えてあげない。」


霧島さんは本当に楽しそうな顔をして…微笑んでいた。

そんな霧島さんを見ていると今の私の服装もまあいいかって思えるようになって、
二人で楽しい?お酒を飲んでいた。