青く光るカケラ

「ねぇ、架ちゃん。」

「何だよ。」

「もう、家にそのまま帰る?」

「まあ・・・。」

架は、人差し指をほおにあてる。

「そうだな。」

そう言って、架は笑った。

「そ、そっか・・・。わ、わたしねっ・・・ちょっと用事ができたから先に帰ってて。」

「用事って、どこ行くんだよ。」

架は、ぼうぜんとした顔で木苺を見つめる。

「えっと・・・買い物。」

「じゃあ、荷物持ちについていくよ。」

「い、いいよっ・・・たいしたものを買うわけじゃないからっ・・・。」

木苺は、手を振って否定した。

架は、首を傾げる。