孤独女王様

うー空港からとおいーよー


今、めっちゃピンチです!


歳月がたちすぎて道が改装されまくってます!


そんなんだったらスマホのアプリ使えばイイって思うよね?


...スマホの充電が切れたのよぉー!!



もうこれじゃ何処いっっていいかわかんない!



空港出たのはお昼の1時、今は...夕方5時...うわー



4時間もトランクケースガラガラやりながら歩いたんだー


スゲー



しかもハイヒール(笑)



...ヤバイ、どうしよー暗くなってきたー



今の季節は真冬!!



しかも気温2度!!



夜になったらもっと冷えるのに~(;´д`)


?「何で...あんたがここにいるの⁉」




...っえ⁉どうして...こんなとこで...



「お..かあ...さん」



声が震える...体が思うように動かない



母「お母さんなんて呼ばないで!せっかくあんたが消えてせいせいしてたのに!!」



「...ッ」



言葉がつかえる 分かってたことなのに、涙でそう



あれ...?でもおかしい...たしかこの人は



「警察に捕まったんじゃ無いの?」



暮さんが私がアメリカにいるときに教えてくれたんだ



母「ええっ捕まったわよ⁉でも残念ね(笑)私、吉田組と繋がってんのよ?しかも組長の愛人としてね」



そんな...吉田組はお父さんを.......


















殺したのに..















「何で!!吉田組はお父さんを殺した組なんだよ!!」



母「分かってるわよ?だって私が殺してって頼んだんだもの」




そんな...














.+.+.+.+.+.+.+.+.+.+.+.+.+.

私にとってお父さんは特別だった


お母さんに暴力と受けてると、駆けつけてきて助けてくれた


父「もう大丈夫だ!もう少し頑張ってくれ。あと少しだ!そしたらもう暴力を受けなくて済むんだ」



「うん!!頑張るよ!たえるよ!!」


父「イイ子だ!!」


+.+.+.+.+.+.+.+.+.+.+.

「絶対にあんたを許さない!」


「吉田組も、あんたも、全部ぶっ壊してやる!!!」



母「そんなこといったってどうせ勝てっこないわ。あの人と同じ道を行くだけよ」




...同じ道...死ぬことか



「ッフ、そんなのが脅しか、上等だ!待ってろ...近い内に必ずお前らを潰す!!」


私は怒りに身を任せて叫んだあと、静かに立ち去った