「美音」

すぐに真希が来てくれた

直君の方を見ると、
クラスの女子のリーダー的存在の美波が直君を同じ班に誘っていた

やっぱり
直君と同じ班になるのは諦めよう
と思ったときに
直君が
美波になにかを言ってこっちに来た


「美音、同じ班になろうぜ
俺と悠人と美音と真希で」

「え、いいの?美波は?」

「いいの、いいの
俺は美音のことほっとけないし、
悠人もこの4人がいいって」


「よかったね、美音」

真希にこそっと言われた