一生に一度の恋。



夜になりまた直君が隣で寝てくれることになった

「おやすみ、直君」

「おやすみ」

横になって目を閉じて寝ようと
思ったけど
喘息のせいで息苦しくて
なかなか寝れなかった

そのうち、咳がでてきてしまった

「コンコンコン
ゴホッゴホッゲホッコンコン」

「美音、大丈夫?」

すぐに発作に気づいた直君が
私の身体を少し起こして
吸入を口に当ててくれた

「美音、自分のタイミングでいいから
吸入がんばれ」

「ゴホッゴホッヒューゴホッゴホッ
ゲホッスゥーゲホッゴホッスゥー」

しばらくして落ち着いた

「直君、ありがとう」

「うん、もう苦しくないか?」

「もう、大丈夫」