直君の呼吸に合わせているうちに 少し楽になってきた 「ゴホッ…もう大丈夫」 「どうして泣いてたの?」 「あのね、 息が苦しくなって目が覚めたら 直君が居なくて その間にもどんどん苦しくなって 不安になったの」 「そうか、ごめんな」 「大丈夫、直君のおかげで 治まったから」 だけど、もう不安で寝れないな なんて思ってると 直君に 「もう眠くないか?」 って聞かれた