一生に一度の恋。



「美音、もう我慢しなくていいぞ」

そう言って背中をさすってくれた

「ゴホッゴホッゴホッウッゲホッ
ゲホッゴホッゴホッゲボッ」

咳込んだ拍子に吐いてしまった

なにも食べてないから
吐くものがすぐになくなったけど
咳が止まらなくて
気持ち悪さがなかなかなくならない

「ゴホッゴホッゴホッゲホッ
ゴホッゴホッウッゴホッゴホッ」

「美音、落ち着け
ゆっくり息しろよ」

咳のしすぎて苦しくなりそうな私に
直君が背中をさすってくれながら
声をかけてくれたおかげで
しばらくすると気持ち悪さが治まった