「うん、真希もよかったね
悠人君と同じになれて」

そう言うと
真希が頬を赤くしながら、うなずいた

「顔、真っ赤だよ」

そう真希に言うと
「美音も真っ赤だよ」
なんて言われてしまった

「私はそういうのじゃないよ」

血は繋がっていなくても、
私と直君は
一応兄弟ってことになるから
好きになってはいけない
と言いきかせておかないと
好きになってしまいそうだった。




そう言いながら
最近、好きになりかけてるのも
事実だった