窓の外は既に真っ暗で。
もうほとんど人がいないフロアに、
私が打つキーボードの音だけがカタカタと響いていた。
その時だった。
コトンと机に置かれるプラスチックのフタ付きのカップ。
かぐわしい香りがして、ビックリして振り返った。
「お疲れ」
「霧島さん…」
「それ飲んでいいよ。
1階のカフェでテイクアウトしてきた」
「あ、ありがとうございます…」
隣の席に座り、同じカップを口にする霧島さん。
「飲んで。冷めないうちに」
「あ、はい。いただきます……」
まさか変なものが混入されてないでしょうね?
そんな失礼な事を思いつつ、コーヒーを少し口にした。
「あ、美味しい…」
「だろ?
新発売なんだとさ」
「へぇ…」
あのカフェっていつも人が多いからあんまり利用したことはないけど、結構美味しいコーヒーなのね。
もうほとんど人がいないフロアに、
私が打つキーボードの音だけがカタカタと響いていた。
その時だった。
コトンと机に置かれるプラスチックのフタ付きのカップ。
かぐわしい香りがして、ビックリして振り返った。
「お疲れ」
「霧島さん…」
「それ飲んでいいよ。
1階のカフェでテイクアウトしてきた」
「あ、ありがとうございます…」
隣の席に座り、同じカップを口にする霧島さん。
「飲んで。冷めないうちに」
「あ、はい。いただきます……」
まさか変なものが混入されてないでしょうね?
そんな失礼な事を思いつつ、コーヒーを少し口にした。
「あ、美味しい…」
「だろ?
新発売なんだとさ」
「へぇ…」
あのカフェっていつも人が多いからあんまり利用したことはないけど、結構美味しいコーヒーなのね。



