「ひまりちゃん。もう上がっていいよ」
「え?でも…」
まだ最後のお客さんが残っているのに…。
「拓海がもう寝落ちしちゃってる。
あんなところで寝て、風邪ひいちゃいけないしさ」
「あ…、そうですね。
ごめんなさい。
じゃあお先に」
「うん。お疲れさん。
また明日ね」
ナオトさんにペコリ頭を下げると、私はお店の奥の席で頭を垂れて寝ている拓海君の身体をそっと揺すった。
「拓海君、起きて。
風邪ひいちゃうよ?」
「ん…?あ、ひまり。
仕事終わった?」
「うん。終わったから、部屋に戻ろう」
「ん…」
目をこすりながら、拓海君はゆっくりと立ち上がった。
居酒屋を出ると、私達は店舗横にある階段をカンカンと上った。
2階にひとつだけある扉の鍵を開けて、ガチャンと中に入る。
玄関横にある電気を点けると、室内が明るく照らし出された。
「え?でも…」
まだ最後のお客さんが残っているのに…。
「拓海がもう寝落ちしちゃってる。
あんなところで寝て、風邪ひいちゃいけないしさ」
「あ…、そうですね。
ごめんなさい。
じゃあお先に」
「うん。お疲れさん。
また明日ね」
ナオトさんにペコリ頭を下げると、私はお店の奥の席で頭を垂れて寝ている拓海君の身体をそっと揺すった。
「拓海君、起きて。
風邪ひいちゃうよ?」
「ん…?あ、ひまり。
仕事終わった?」
「うん。終わったから、部屋に戻ろう」
「ん…」
目をこすりながら、拓海君はゆっくりと立ち上がった。
居酒屋を出ると、私達は店舗横にある階段をカンカンと上った。
2階にひとつだけある扉の鍵を開けて、ガチャンと中に入る。
玄関横にある電気を点けると、室内が明るく照らし出された。



