愛しき日々へ




「おぉ…。」

「すげー!すげー!ねぇ、もう一回!」

いや、何がだよ。

くるっと卵でチキンライスを包めば聞こえてくる歓声。

そんな珍しいことでもない気がするんだが。

「少し大人しくしとけよ。」

そういって笑いつつできたばかりのオムライスを皿に移してテーブルに置くと子供のような反応を見せる二人に苦笑いを浮かべた。

2個目もさっさと作って皿にうつし、リビングのダニングテーブルに置くとスプーンとケチャップを置いてスープを並べると2人は足早に椅子に座る。

いや。だから、子供かよ。

「ケチャップは自分でしろよ。」

そういってキッチンに戻り自分の分を作っていると何やらリビングが騒がしい。

「あぁ!龍それ僕の分じゃん!」

「うるせっ。割り込んできただろうがお前。」

「でも、砂羽ちんはいいて言ったもん!」

リビングを見れば自分たちの分を取り合ってる2人。

何回も言うようだが…子供かよ。