愛しき日々へ



いや、何固まってんだよ。こいつ。

「あぁ、砂羽。こいつも俺と同じ同居人の橘樹刹那。お前と同じ高校1年な。」

「あぁ、ども。」

龍に説明され一応頭下げとく。

って、俺チキンライスそのままだった!

慌てて火を止めればどうやら焦げてなかったようで一安心だ。

「龍、卵できたか?」

「あぁ。」

なんか自信満々に渡されたが…。

うん、まぁ、本人は頑張ったし。

「ありがとな。」

そういって笑ってお礼を言っておく。

ちっちゃい子がやるのと同じだ。褒めて伸ばしとく。

「なぁなぁ、砂羽ちん!僕も一緒に食べて良い?」

橘樹刹那のその声に見ればニコニコと笑っているそいつ。

てか、砂羽ちん?

「…いいけど期待すんなよ。文句は聞かないからな。」

「りょーかい!僕のことは刹那って呼んでね!」

そういって太陽のように笑ったそいつに龍は少し不機嫌だった。