愛しき日々へ




龍が卵をといている間にチキンライスを作る。

最初に野菜は全部炒めてあるからあとはご飯とケチャップで味付けするだけ。

2人分のお米をフライパンにいれてケチャップで味付けしていると不意に部屋の扉が開く音がした。

「龍、何やっての?」

「あぁ、刹那か。」

その声に振り返って顔を覗かせればピンクがかった茶髪のフワフワし男子がそこに立っていた。

というか、その前髪留めてるいろんな色のヘアピンはそんなに必要なのか?

「なんか良い匂いするし気になってきちゃったけどここって新しい弟くんの部屋だよね?なんでいんの?」

あぁ、俺やっぱ男って勘違いされてるわけか。

「砂羽に昼飯作ってもらってるから。
俺、今砂羽の手伝いで急がしからさっさとどっかいけよ。」

いや、龍さんよ。あんたそれ忙しくもないだろ。

ただ卵といてるだけだろ。

「いつからそんなに親しくなってんの?
てか、弟くんどんな…子…?」

そういって入ってきたそいつと目があった。