愛しき日々へ






────ピチチチ………。


日常習慣とはそうそうすぐには変わらない。

見慣れない高い天井に混乱しそうになるがすべて思い出して息を吐き出す。

置かれていた時計を見れば6時を差している。

あのまますぐに寝てしまったらしい俺は余裕で10時間以上は寝ていたらしい。

二度寝……は無理だ。

もうそんなに寝れない。

昨日そのまま寝ちゃったし、お風呂入ろうかな。

そのまま、床に置かれていたカバンから適当に服をとって浴室に向かう。

綺麗にたたまれたタオルに一般家庭よりも大きいであろう浴室。


「ホント、無駄ばっか。」


無駄に豪華で冷たい家。

そのまま服を脱ぎ捨ててシャワーの蛇口を捻れば温かいお湯が体を伝っていった。